2軸・3軸の振動制御を高精度に実行し、地震波時刻歴制御・輸送シミュレーションなどMIMO振動試験のソリューションを提供します。
・Spider-80M MIMO振動制御装置Spider-80Xiの設計をベースに、MIMO制御技術を組み込み、出力は8チャンネルまでで、2軸・3軸の振動制御の他、6自由度振動試験装置の制御も可能です。入力は標準で8チャンネル、スロットへの制御カード追加で56チャンネルまで、Spider-80Xiとのチェーン接続で504チャンネルまで拡張できます。また、制御モードは様々なオプションから選択できます。

●MIMOランダム制御

高精度でリアルタイムに多チャンネルの同時制御と解析ができるランダム制御ソフトウエアです。入力512チャンネルまで、出力(加振機)は8チャンネルまでサポートします。独自のハードウエア設計により、15ms以下の高速ループ時間を実現しました。

●MIMOサイン制御

高精度でリアルタイムに多チャンネルの同時制御と解析ができるサイン制御ソフトウエアです。入力512チャンネルまで、出力(加振機)は8チャンネルまでサポートします。独自のハードウエア設計により、10ms以下の高速ループ時間を実現しました。


●MIMOショック制御

高精度でリアルタイムに多チャンネルの同時制御と過渡時間ドメイン解析ができるショック制御ソフトウエアです。入力512チャンネルまで、出力(加振機)は8チャンネルまで個別にショック波形を適用できます。半正弦波、半正矢波、終端ピーク鋸歯状波、初期ピーク鋸歯状波、三角形、長方形、台形波の各パルスでのショック制御が可能です。


●MIMO時刻波形再現(TWR)制御

高精度でリアルタイムに長時間振動波形再現の多チャンネル同時制御と解析ができるソフトウエアです。入力512チャンネルまで、出力(加振機)は8チャンネルまで制御と時間データのために使用できます。長時間の時刻歴波形が忠実に再現できるとともに、Waveform Editorを使用して取り込んだ波形の編集もフレキシブルに行うことができます。


●MIMO短時間過渡時刻歴衝撃再現(TTH) 制御

短時間過渡時刻歴衝撃波を多軸の振動試験装置で再現させる制御モードです。補償方法には、プリパルス、ポストパルス、DC除去とハイパスフィルタが含まれます。入力は512チャンネルまでサポートされます。


●MIMOショック応答スペクトル(SRS)合成制御

MIMOショック応答スペクトル(SRS)合成制御は、ターゲットとなる応答スペクトルに応じて多軸での振動制御を行う制御モードです。小さなサイン波を用いた特定のSRS参照プロファイルから、波形が自動的に合成されます。

《 製品仕様 》

入力8チャンネル(同一本体内で56チャンネルまで、Spider-80Xiとのネットワーク接続で504チャンネルまで拡張可)
出力制御カードの選択で8チャンネルまで可
ネットワーク100Base-T
内部記憶媒体250 GB SSD
サイズ278.4(W) x 257(H) x 304(D) mm
質量12 kg(入力56チャンネルの場合)

●ランダム制御

最大512入力チャンネルをサポートするランダム制御ソフトウエアです。128チャンネルを制御およびノッチングに使用でき、残りは、モニタリングおよびデータ記録用に使用可能です。汎用のPCと簡単に接続し操作でき、かつDSP技術が搭載され高精度の振動試験装置の制御が可能です。オプションのカルトシス制御ソフトウエアを使用すると、非ガウス分布のランダム信号の創生も可能です。

<オプションソフトウェア>

(a)カルトシス制御

カルトシス制御

ランダム制御では振幅の出力分布はガウス分布となりますが、カルトシス制御ではターゲットとなるカルトシスの値を入力し、非ガウス分布でのランダム制御を行うことができます。荒れた路面を走行する車の振動などの実際の振動には、大きな振幅がより多く含まれます。カルトシス制御を用いて振幅配分を調整し、より実際の環境に近づいた試験が可能となります。最大512入力チャンネルをサポートします。

(b)サインオンランダム(SoR)制御

サインオンランダム(SoR)制御

ローターブレード、プロペラ、ピストンなどの回転や往復機械による振動環境は、準周期的であることが特徴です。これらをシミュレートするのに適した制御モードがサインオンランダム(SoR)制御で、広帯域のランダム波形にサイン波の振動を重ね合わせる混合モードです。サイン波形の混合方法の違いで、”フリースイープモード”と”ハーモニックモード”の2つの制御モードから選択可能です。最大512入力チャンネルをサポートします。

(c)ランダムオンランダム(RoR)制御

ランダムオンランダム(RoR)制御

Random on Random(RoR)テストは、1つ以上の高レベルの狭帯域ランダムプロファイルを広帯域ランダムテストプロファイルに重ね合わせる試験モードです。これらの狭帯域プロファイルは、指定された周波数範囲で掃引できます。最大512入力チャンネルをサポートします。

(d)疲労損傷スペクトル(FDS)
実際に記録されたデータからランダムプロファイルを作り出し、重大な損傷を知るための疲労損傷スペクトル(FDS)を得ることができます。試験時間を短縮するためにプロファイルを調整することができます。


●サイン制御

サイン制御正弦波形を使用して、正確なリアルタイムのマルチチャネル制御を提供します

<オプションソフトウェア>

(a)共振点探索・トラックドウェル (RSTD) 制御

共振点探索・トラックドウェル (RSTD) 制御

入力チャンネル間の伝達信号を用いて共振周波数を探索します。同時に、ドウェル項目がそれぞれの共振周波数を追跡します。ドウェル項目(固定ドウェル、追跡ドウェル、位相追跡ドウェル)は、掃引が行われるか共振が決定された後に手動もしくは自動で追加されます。

(b)マルチサイン制御

マルチサイン制御

マルチサイン制御により、複数のサイン波を同時に掃引できるため、テスト時間を短縮し、複数の共振周波数を一度に発生できます。独立したトラッキングフィルターが各波に個別に適用されます。


●ショック制御

半正弦波、半正矢波、終端ピーク鋸歯状波、初期ピーク鋸歯状波、三角形、長方形、台形波の各パルスでのショック制御が可能です。

<オプションソフトウェア>

(a)短時間過渡時刻歴衝撃再現(TTH) 制御

短時間過渡時刻歴衝撃再現(TTH) 制御

短時間過渡時刻歴衝撃波を振動試験装置で再現させる制御モードです。補償方法には、プリパルス、ポストパルス、DC除去とハイパスフィルタが含まれます。

(b)ショック応答スペクトル(SRS)合成制御

ショック応答スペクトル(SRS)合成制御

ショック応答スペクトル(SRS)合成制御は、ターゲットとなる応答スペクトルに応じて振動制御を行う制御モードです。小さなサイン波を用いた特定のSRS参照プロファイルから、波形が自動的に合成されます。

●時刻波形再現制御(TWR)

時刻波形再現制御(TWR)

TWRは、お客様が持つ時刻歴振動波形データを振動試験機で再現する制御モードです。記録された長時間の振動波形データを正確に再現することができます。また、波形エディタ(EDM-WE)に時刻歴波形を取り込み編集も可能です。

●ソフトウェア対応表

制御ソフトウェアSpider-81Spider-81BSpider-80Xi
ランダム制御
サイン制御
ショック制御
ランダム振動カルトシス制御
ランダム振動サインオンランダム(SoR)制御
ランダム振動ランダムオンランダム(RoR)制御
ランダム振動疲労損傷スペクトル(FDS)
サイン振動共振点探索・トラックドウェル (RSTD) 制御
サイン振動マルチサイン制御
ショック短時間過渡時刻歴衝撃再現(TTH) 制御
ショック応答スペクトル(SRS)合成制御
時刻波形再現制御(TWR)